1966-04-06 第51回国会 衆議院 商工委員会 第24号
○青山参考人 調査のほうは一千万円とか一千万円以内で終わるのもありますが、探鉱となりますと、これはボーリングの金が非常にかかりますので、そうたくさんはできない。むしろ私は一カ年では無理ではないかと思うております。そういうことで適当にここが対象としていいということがいずれきまると思いますが、きまりましたら、それぞれ一カ所はこの例の中に入れたい。できれば私はもう少し先の年度を見通しまして加えたい希望は持
○青山参考人 調査のほうは一千万円とか一千万円以内で終わるのもありますが、探鉱となりますと、これはボーリングの金が非常にかかりますので、そうたくさんはできない。むしろ私は一カ年では無理ではないかと思うております。そういうことで適当にここが対象としていいということがいずれきまると思いますが、きまりましたら、それぞれ一カ所はこの例の中に入れたい。できれば私はもう少し先の年度を見通しまして加えたい希望は持
○青山参考人 お答えを申し上げます。 最初お伺いしました日本の各鉱山会社、業界と私どもの会社との連携、関連でございますが、あまり利用されておらないじゃないかという御質問でございます。実は私どものほうの会社は発足のときから日本の大鉱山会社八社の社長さんが取締役でございまして、その会合にはかなり皆さんお差し繰り御列席いただいております。そこではいわゆる根本的な大きな問題をおはかりいたすのでありますが、
○青山参考人 ただいま御指名のございました青山でございます。ただいま加賀山理事長、由井委員お二方の御発言がありましたのに関連もございますので、許されました時間の間、お耳に達したいと思うことを二、三申し上げたいと思います。 先ほどのお話のように、ことに秋田県下におきまして非常に優秀な黒鉱の鉱床が探鉱事業団のかくかくたる御成果として、わが国の大きな銅資源としてあるいは鉛、亜鉛資源として開発されるようになりましたことは
○青山参考人 はい。
○青山参考人 お答え申し上げます。いま御質問のありました点、私冒頭にもちょっと触れたのでありますが、今回の第三次答申としては、きわめて緊急なもの、ことに三池の大災害によって早く法改正をお願いしたいと思いますものを、それもきょう幸い私を加えまして七名参考人が出てきておりますが、お聞き取りのようにどういう立場からも皆さん賛成していただけた、そういう問題を本日ここにお願い申し上げたのであります。なおこれに
○青山参考人 ただいま御指名がございました青山でございます。本日は、ただいま委員長の御指示にございました鉱山保安法の一部を改正する法律案について、参考人としてまかり出ました次第であります。 この問題につきましては、中央鉱山保安協議会におきまして、この三月でございましたが、数次会合を催しまして、一応成案を得まして大臣に御答申申し上げたのであります。それでこの中央鉱山保安協議会でございますが、これは三十六年十一月以降保安法
○参考人(青山秀三郎君) お答え申し上げます。鉱区の問題につきましては、これは私も、よく今お話しのとおり九州も北海道も常磐もいろいろ鉱区の問題について早く解決したい、あるいはしていただきたいという問題が全国に相当たくさんございます。ただいま行なわれておりますのは、石炭鉱区調整協議会というのがございますが、これは多少性格が違っておりまして、未開発炭田、あるいはこれから開発されますところに対する問題であります
○参考人(青山秀三郎君) さっきからいろいろお話を伺っておりまして、まさに私も今御質問になったとおり、これからの坑内の作業につきましてはいろいろ考えておるのでありますが、先ほお話のあったのにも関連いたしますが、やはり根本の方針と申しますか、基準と申しますか、そういうものを考えました中に、自然の条件がウエートを持っておりますが、私どもはやはりそれらを考えますときに、労務の条件であるとか、あるいは経営の
○青山参考人 ただいまの御質問でございますが、私も実は終戦後十年ばかりたちましてアメリカに参りました。それで今のワシントンのビューロー・オブ・マインそれからピッツバーグのビューロー・オブ・マイン、日本でいいますとかなり大きな部局がございます。そこへ行きますと、どうも局の中の気持が、今始関先生のおっしゃるように非常にひまな感じなんです。あんまり、お客さんが行っておらない。業界の方もいらっしゃらないし、
○青山参考人 先ほど少し力を入れて海外鉱物資源開発株式会社のことを申し上げましたが、今御発言がありました通り、かなり日本の技術は、採鉱の面でもほかの面でも進歩しております。会社それぞれりっぱな技術者を持っておられますが、できることならば、国家全体を一丸として、それこそほんとうに先ほど申しましたような国策の線で一緒になってやってもらいたい。そうしていただかないと、現地の方との問題があるのです。だから、
○青山参考人 青山でございます。先ほど来、日本金属鉱業の現在、将来につきまして、私もいろいろ御意見をお伺いいたした一人でございます。実はこの機会に、時間もございませんので、日ごろ考えております一端を申し上げまして、先生方の御参考にしていただければまことにしあわせに存ずるのであります。 大体、日本の地下資源を対象にいたします鉱業は、前からまず銅と石炭ということに考えてきておったわけであります。ほかにたくさんございますけれども
○青山説明員 ただいま御指摘の通り、ATM、アンチ・タンクの方は川崎重岐阜で進めております。それからAARからAAMに移ります段階におきまして富士精密重工で進めております。
○青山説明員 GMの力では、大体私どもの方で、初めは内局その他の御指示に従いまして、その方向をいろいろ考えておったのでございますが、一番最初、防空の意味をもちまして空対空のロケットを研究いたしまして、次いで空対空のミサイル、AAMの段階にただいま入ろうといたしております。また、地対空の方は、先ほど来いろいろお話がございましたが、私どもの方では、その基礎的な研究あるいは部分的な研究、たとえば噴進はどうするか
○青山説明員 お答え申し上げます。ただいま御査問のございました私ども技術研究本部に関係あります予算は、三十五年度、ただいま実行いたしております段階までのことを考えますと、まだ、実は技術研究本部となりましたのはようやくこの五月で三年でありまして、その前、研究所時代を通して仕事をして参ったわけでありますが、ようやく、二、三年以来、多少各自衛隊の御期待に沿い得るものが、幾らか技術的試験あるいは実用試験の段階
○青山説明員 お答え申し上げます。技術研究本部の目的はこの法にもございますが、自衛隊の装備品等につきましての技術的な調査研究、設計、施策、試験その他を行なうというのが目的でございます。実はこれがまだ発足以来この八月でようやく七年経過いたしますわけでございますが、その間私どもの方におきましてはできるだけこの目的に沿うように努力して参っております。 核武装についての御質問が第二にございましたが、私どもの
○青山参考人 ただいまこの委員会の中に二つ分科会ができております。一つは、基本問題に関係いたしまして委員会の協議をもう少し具体的に取り扱うためのものでございます。もう二つは、すでに資源の、ことに石炭を主体にいたします資源の価値がどうであろうかということを、この意味から検一討いたしますための分科会ができております。筑一分科会の方は、ただいま結論を出しますためにこの分科会からいろいら中間報告を受けておるのでありますが
○青山参考人 お答え申し上げます。ただいまの問題でありますが、私どもは、今、今井委員もおっしゃったように、これは各委員が八名一致した意見で、国鉄から分離した方が適当であるということを御答申いたしておるのでありますが、さてその場合にどういう形態でほかの企業体に移譲さるべきものであるかということは、これは相手のあることであり、今井さんのおっしゃったように、いろいろ条件もあることでありますので、これこそ十分慎重
○青山参考人 ただいま御紹介のございました私青山秀三郎でございます。御提出いたしました資料に、私ども構成いたしております委員会の名簿も入っておりますので、外七名の委員についても御了承のことと存じ上げます。 この委員会は、かねて御承知の通り本年の四月七日に発足いたしましたのでありまして、ただいままで日本国有鉄道総裁の御諮問に応じまして御答申をいたして参ったのであります。主としてその委員会で討議いたしましたことにつきまして
○参考人(青山秀三郎君) お答え申し上げます。特に今御指摘になりましたところは、私も一番考えておることでございますが、将来の見通し、これはなかなか何人も確実なことは言い得ないと思いますが、ただいまの志免鉱業所の主力になっておりますのは下層でございます。下層といたしましても、ただいまの八坑区域あるいは縦坑区域で採炭されるものが生産上に重要な部分だと思います。私どもは五坑その他の点ではそれほどの恐ろしい
○参考人(青山秀三郎君) お答え申し上げます。先ほどもちょっと触れましたが、第一の御諮問に対しまして、これは私どもの委員会から総裁に申し上げます中間の答申でありますが、この結論は、おそらく先これを続けていきましても、まあ根本的に変ることはない。まあほとんど、ほとんどと申しますか、全部の委員の一致した意見であったのであります、この問題に関する限り。従いまして、私は十六日は第四回の委員会だったと記憶いたしますが
○参考人(青山秀三郎君) ただいま委員長に御紹介いただきました青山でございます。お許しを得まして上衣をとって申し上げますから、御了承願います。 ただいま国鉄総裁から経過その他について詳細なお話がございましたが、はからずも私どもは実はこの四月初めから志免鉱業所の問題について委員となって、私にも相談相手になってくれないかということでございました。私はなにでございますが、委員の各位の名簿を見ますと、各界
○青山説明員 私どもの方では対原子力班としては、ただいま一部に所属いたしております。ここでやっておりますのは、御承知のような内容のものでございます。明三十三年度におきましては、ただいま防衛庁長官からお話しでございますが、施設をまず拡張して、まだあまり大きくないのでございますが、多分目黒になると思います。そこへ千四百万円で施設拡充をやる、これは六十二坪で、そういった放射線が人間その他一般に与えまする影響
○青山説明員 お答え申し上げます。技術研究所の所員の地位、技官の質を向上したいということは、ただいま辻先生のお話の通りであります。私どもも非常に心がけております。ただ思うように十分充実されないということは、私は感じております。従いまして最近各方面他連絡いたしまして、その人の充実をはかっておりますが、お話のよう他会社関係の優秀な技術者の協力を受けるということは、これはもう最初から考えておりまして、日本
○青山説明員 ただいまの御質問にお答え申し上げます。三十二年度予算といたしましては、ただいまお話しのように、十九億一千万円をつけていただきました。私どもといたしましては大体昨年あるいは今年の結果にかんがみまして、私どもの与えられました使命にできるだけ忠実にこれを実行していきたいと考えております。ただいまの予算で進めますと、大体技研の技術研究開発費として考えますものは、まず十億と見てよかろうと思います
○参考人(青山秀三郎君) ただいま御紹介をいただきました青山でございます。私もこの石炭鉱業に関しましては直接仕事の面ではわからないことが多いのでありますが、ただ大学等の関係がございますので、幾らか技術的と申しますか、専門的な立場から少し申さして、ただきたいと思うのであります。 石炭鉱業の最近の様子は皆様とくと御承知の通りでありまして、何らかの措置をとっていただきたいということはどの方面からも出ておった
○参考人(青山秀三郎君) これはちよつと、優だ言いはばつたいことを申上げますが、私の理想としましては、アメリカの鉱業法を今日持つて来ませんでしたが、甚だ簡単なものでございます。アメリカでは殆んど必要なくなつた。日本は遺憾ながらまだいろいろな法律も必要であり、又現場の技術なりそういうものを持たないと、現在の問題は解けないものですから、こういうものが利用されておる。日本の現状としてはむしろ当然だと思つております
○参考人(青山秀三郎君) 申上げますが、この保安法が二十四年にできました当時でございますね。まだこの粉塵の問題についての保安法に対しても私相当不備があると思いました。それで丁度鉱業法と姉妹法で鉱山法ができたわけでございますが、そういう関係で保安法そのものに私欠陥があると思つておりましたのですが、年々、これは先ほど申しましたように、マスクの規格を入れるとか、そういうことを励行するような条文がだんだん盛
○参考人(青山秀三郎君) 大変遅くなりまして御迷惑をおかけしたのではないかと思いますが、よんどころないことで遅刻いたしました。 このけい肺のことにつきましては、御承知のように労働省のけい肺対策審議会でいろいろな専門に分れて討議されておるのでありますが、私は主として予防専門、けい肺対策のうち、その予防に関します事柄を委員会の中では取扱つて参りました。なお私、自分は大学におりまして、長い間昔の採鉱冶金
○公述人(青山秀三郎君) 私は只今御紹介頂きました東京大学の青山秀三郎であります。私はその専門といたしまして、大学におきまして鉱山、殊に採鉱学を受持つておりますのでその観点から主として申上げることになると思うのであります。さよう御了承願いたいのであります。 先ず冐頭にこの両三年来鉱業関係の幾つかの法案がこの国会で御審議に相成りました。その際公聴会におきまして公述人として述べて参つた機会もあるのでありますが
○青山公述人 私はただいま東京大学の工学部長をいたしております青山秀三郎であります。私の専門といたしますところが鉱山関係のものでありますので、申し上げますことも多少鉱山の立場を考えておるということになろうかとも思いますが、できるだけ中立的立場において私の所見を申し上げたいのであります。 今まで国会におかれまして、いろいろ鉱業関係の法案を御審議に相なりました。その機会に私も公述人として意見を申し上げたのでありますが
○公述人(青山秀三郎君) 今充填法の問題を伺いましたが、この充填法そのものも、今日の充填法はウオーダー・ブラツシングが行われておる所もありますが、或る所では多く硬などで以て部分的な充填をいたしておる。これを完全充填にするということが今の経営、或いは経費の上でなかなかできない。或いは材料を坑内に上るということにも問題があると思うのです。それで私は水の始末の問題もありますが、全般から見まして、坑内が深くなるということは
○公述人(青山秀三郎君) 北海道はさておきまして、一番私問題になりますのは九州その他であろうと思いますが、従来はかなり地表に近いところが多く採掘されておりまして、その影響も特に著しかつたのであります。それからいろいろな経営上の問題もありまして、採掘したあと十分始末したり、充愼をしたり、又採炭法そのものももつと考慮したいという問題もあつたろうと思うのであります。それがなかなか思うほどにできなかつたという
○公述人(青山秀三郎君) 学識経験者として意見を申上げたいと思います。 我が国におきまして鉱業に関しまする立法といたしましては、現行の鉱業法はすでに四十数年の長い歳月を経て参つておるのであります。その間幾つかの興廃があつたのでありますけれども、これに対しまして、敗戰後昭和二十二年九月であつたと思うのでありますが、新鉱業法の制定に対していろいろ準備が進められて参つたのであります。昨年鉱山保安法が御承知
○青山公述人 先ほど私は鉱業による損害の賠償は、理想として原状回復だということを申し上げたのであります。大体地下の採掘をいたしまして、それが地表に影響を及ぼすという場合に、たとえばある炭層を採掘して、そのために地表が陷落するという一つの例をとりますと、その中心部はそのまま水準が下る。その下らない所と下る所の間において、傾斜する所が出て来るわけであります。そういう所が最も被害の多い所でありまして、そのまま
○青山公述人 ただいまの中村さんの御質問にお答えいたします。 先ほどちよつと申し上げましたように、この法定鉱物に入れるというところにはいろいろ限界があると思うのでありまして、耐火粘土は、まさしく鉱物そのものの中に限界が出て来る性質のものであります。耐火粘土と申しましても、御承知のようにその範囲がきわめて広いのでありまして、熱に対する性質も、かなり強いものから、かなり低いところまでありまして、耐火粘土
○青山公述人 ただいま御指名いただきました東京大学教授の青山でございます。鉱業関係といたしますれば、昨年公布されました鉱山保安法、ただいま問題になつております鉱業法並びに採石法、これが私ども考えましても、基本の二大法典であると思うのであります。前者はすでに、いまだ公布せられないところでありますが、相当長く御協議いただいておるようであります。この際できるだけ早く公布の日を見るように、私どもも非常に期待
○公述人(青山秀三郎君) この度の特別鉱害の問題でありますが、これは私共の立場、採炭技術ということから申しますと、可なり面倒な問題の一つであります。一応天然にできましたその石炭を掘つて乗る。そのために士に影響を與えるということは今日の問題であります。中に入つて掘る者から見ましても亦同様の苦しみを受けるのであります。できるだけ相互にそういう危害を及ぼすことは少くしたいということは、いろいろな立場から十分研究
○青山公述人 私はただいま御紹介いただきました東京大学で教授をしております青山であります。ただいま石炭増産協力会の技術の方の面において御協力を申し上げておるのでありまして、本日も私はここで技術関係の者として立つておりますので、申し上げます問題も、大体その範囲に重きをおくことと存じます。私ども外におります者から見まして、石炭の國家管理と申しますか、この案についていろいろお話を伺つておつたのであります。